活動報告

第2回みちのくフェスタ!

2019年11月17日(日)にソラモにて『第2回みちのくフェスタ!』が開催されました。
東日本大震災より8年の歳月が経過しました。浜松商工会議所青年部では、この8年間「東日本応援団」・「第1回みちのくフェスタ」・「みちのく共同事業」と復興支援や被災地域と交流を繋げてきました。
交流を通じ、東海沖地震が発生した際に被災する可能性のある浜松市に、東日本大震災の被災地域の方々に実際に来て頂き交流することで、震災を風化させず震災を経て得た防災・減災の知見を広く浜松市民に情報発信し、自然災害に対して互いに支え合い協力し合える関係性を構築するとともに、災害・地震に備える人づくり、地域づくりに貢献することを目的として開催しました。

 

起震車 煙体験

 

体験ブースでは株式会社シェルタージャパン様のご協力による起震車体験。
煙体験ハウス、自衛隊車両展示、自衛隊による豚汁の炊き出しが行われました。
起震車では大地震の揺れを体験してビックリした様子でした。
煙体験ハウスも中は真っ白!火災にあったらこうなるんだ!と感じることができ、事前の避難経路の把握の重要性を学びました。
身近に感じる機会が少ない自衛隊の方との交流は新鮮なものでした。参加したお子さんが『かっこいい!』と話していました。未来の自衛隊員が増えるかもしれない良い機会でした。

 

パネル展 語り部

 

震災の記憶パネル展では多くの市民の皆様が足を止めて見入っておられました。
小学生地震防災ポスターコンクールでは多数の応募を頂き、審査は非常に迷いましたが各賞を決めさせて頂きました。
受賞した皆さんおめでとうございます。そしてたくさんのご応募ありがとうございました。

 

ステージ 段ボールベッド

 

ステージでは震災の「語り部」様による講話を頂きました。当時の状況はもちろんですが、同じことを繰り返さないようにするにはこうした方が良いよ!と教えも頂き、聴講していた市民の皆様にも改めて防災、減災を考えていただけたのではないかと思います。
防災セミナーでは毛布で出来る担架づくり・新聞紙スリッパの作り方を発表しました。実際に担架に乗ったり、作ったスリッパを履いたりして体験もできました。

 

大船渡ホタテ 大船渡2

 

みちのくマルシェでは大船渡と仙台の商工会議所青年部メンバーが、その場でわかめラーメン・さんま・ホタテ・牛タンを焼き販売しました。皆さん本場の味に舌鼓を打って『大きいね~!美味しい~!』と喜んでいただけたと思います。物産展では普段買うことのできない地元商品が並び、通りがかる市民の皆様も足を止めておられました。
その他にも防災グッズ・たこ焼きの販売もあり大いに賑わっていました。

 

仙台・大船渡・浜松

今回は仙台・大船渡商工会議所青年部の皆様も多数、浜松にお越しいただき非常に活気のある事業になりました。また大船渡・仙台・浜松の絆も深まり人と人との交流の大切さも学びました。
浜松市民の皆様に少しでも防災・減災の意識が高まれば幸いです。

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