活動報告

第39回全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会「浜松分科会」2月20日(木)、21日(金)
【浜松分科会合同研修会】2月20日(木)16:00~18:00
担当 研修委員会
 アクトシティ中ホールにて、『時代が強く求める会社とは~人手不足解決のヒントは、人を大切にする経営にあり~』をテーマとし、浜松分科会合同研修会を実施しました。
講師は、人を大切にする経営学会会長 坂本光司氏と地元浜松でビルメンテナンス業を営む㈱共同 代表取締役社長 有賀公哉氏です。
一般参加者も含め、広く地元企業の皆様に告知させていただき、総勢400名程の聴講者にご来場いただきました。
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全国の商工会議所青年部(以下:YEG)メンバー、と一般聴講者の皆様に対して、本講演を学びの場とし、自社の成長に繋げてほしいと浜松YEG鈴木仁会長より挨拶をいただきました。
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第一部は、人を大切にする経営学会会長であり、経営学者で元法政大学大学院教授の坂本光司氏による「時代が強く求める会社とは」をテーマとし、「企業経営の目的とは何か」「企業が最も重視すべき相手は誰か」について、これまでに約7,000社を比較研究してきた経験から、時代が求める理想的な経営について講演いただきました。
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第二部については、昨年、第9回日本でいちばん大切にしたい会社 厚生労働大臣賞を受賞された㈱共同 有賀社長により、ご自身の体験談をもとに「お客様第一主義への疑問」を「CSよりまずES」と考え日々経営を行ってること、また、その具体例としての自社取り組みについて事例等を交えながらご講演いただきました。
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第三部については、「働き方改革」「年功序列か成果主義か」「SDGs」3つのテーマをもとに、ファシリテーターを浜松YEG研修委員会 平出委員長とし、両講師交えてのクロストークを行いました。
お時間の都合で「SDGs」のお話は聞くことはできませんでしたが、通常なかなかお聞きできない両講師による生の声を聞くことができ、中身の濃い講演内容となりました。
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講演最後の質疑応答では、聴講者より積極的かつ踏み込んだ質問が提起され、これらについても丁寧にわかりやすくご回答をいただき、更に理解を深める一助となりました。
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浜松YEG研修委員会 金原副会長からの謝辞では、視点を変えることで新たな気付きや発見があり、これまでの常識にとらわれずに、ここでの学びを実行に移していきたいとのコメントがあり閉会となりました。
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【浜松分科会懇親会】2月20日(木)18:30~20:00
担当 会員委員会
合同研修会の後は場所をオークラアクトシティホテル浜松4階「平安の間」に移し、全国からお越しいただいたYEGメンバーと浜松YEGメンバー合計243名にて、お互いの地元PRなどの情報交換を行う懇親会を開催いたしました。
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司会は会員委員会より担当副会長 鈴木格徳くんと、副委員長 花島真希くんです。
格徳副会長より懇親会テーマである
日本商工会議所青年部第39回全国大会浜松分科会懇親会
「どヤバいら!YEGの「わ」
~全国熱々(ちんちん)の「わ」を広げにはままつでやらまいか~」
の宣言により開会しました。
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続いて青年部の歌「伸び行く大地」の斉唱が行われ、担当副会長 木村好弘くんより商工会議所青年部の「綱領」朗読「指針」唱和を行いました。
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懇親会開催にあたり、浜松YEG鈴木仁会長より「浜松の良さを知っていただき、浜松を楽しんでいただきこの会を通して交流を広げ深めてほしい」と挨拶があり引き続き「ふじのくに静岡ぬまづ大会はもう始まっている。今日は楽しんでいただき、明日、沼津に乗り込みましょう」と乾杯の発声をいただきました。

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会場は熱気にあふれ、多くの方が他の単会の方との交流を深めていました。料理も徳川家康にかかわるものが提供されました。

 

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ミス浜松の廣中希香さん、石野由華さんによる、浜松の日本一について紹介がありました。浜名湖のウナギの養殖、スズキ、ホンダ、カワイ等、改めて浜松の良さに気づくことができました。

 

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中締めは、次年度浜松YEG会長予定者である担当副会長 松本力洋くんより
「起業の街浜松には【やらまいか】という精神がある。やらまいか精神をもって明日からの全国大会に臨みたい」とお話を頂き、「やらまいか」の発声で懇親会を締めていただきました。
参加された皆様方には、浜松にそして徳川家康にまつわる料理を堪能いただき、互いに深く情報交換ができた懇親会となりました。
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【浜松分科会Aコース】2月21日(金)8:30~14:30
担当 提言委員会
『日本の未来を創る・浜名湖の富を味わう』
航空自衛隊浜松基地見学と浜名湖うなぎを食す
航空自衛隊浜松基地は航空自衛隊で初めて航空団が置かれるなど、航空自衛隊発祥の地としての歴史を持っており、現在でも航空自衛隊における教育の中心地としての役割を担っています。本施設を通じて、国防・自衛について学び、T‐4(練習機)や救難ヘリコプター、早期警戒管制機(AWACS)等の実機を間近で見学し触れることで、記憶に残る感動体験を提供させて頂きました。
昼食はうなぎの藤田浜松駅前店で、本場の「浜名湖うなぎ」を使用した浜松分科会特別コースをご用意し、浜松ならではの味覚・食文化にも触れて頂きました。まさに、ここでしか楽しめない、ここでしか味わえない分科会をお届けしました。
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浜松分科会Aコースは、北は青森県八戸市から南は宮崎県宮崎市まで総勢87名のメンバーを集め、開催されました。
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航空自衛隊浜松基地の外周は約9.0km、滑走路の長さは2,550m、基地面積は約313万㎡あり、東京ドーム約67個分の広さがあります。本分科会では、航空自衛隊浜松基地の職員の方に多大なるご理解とご協力を頂き、T-4(練習機)の搭乗体験、管制塔・ラプコン(レーダー進入管制室)の見学、早期警戒管制機(AWACS)・救難ヘリコプターの見学の5つのコンテンツを盛り込んだ企画を実現することができました。
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まずはT-4(練習機)の搭乗体験です。T‐4は日本で開発された亜音速ジェット機で、プロペラ機による初等訓練を終えたパイロットがつづいて訓練するための中等練習機として用いられています。パイロットから機体についての説明、日頃の訓練の様子、一日の活動スケジュール等を聞くことができました。YEGメンバーもT‐4のコックピットに搭乗させて頂き、パイロット気分を味わうことができました。
続いて、管制塔・ラプコン(レーダー進入管制室)の内部を特別に見せて頂きました。地上誘導着陸方式によるもので、空港監視レーダーと精測進入レーダーを用い、無線電話により操縦士に指示を与えて着陸をさせる役割を担う施設です。残念ながら、機密情報漏洩防止の観点から写真撮影はできませんでしたが、今回の分科会の中でも、目玉の一つである見学視察スポットであったため、YEGメンバーも興味津々で自衛隊職員の話に耳を傾けていました。
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続いて、警戒航空隊の早期警戒管制機(AWACS)を間近で見学させて頂きました。AWACSは、大型のレーダーを搭載し、土日祭日に関係なく、24時間体制で日夜、日本の領空を監視するとともに、災害が発生した際には、現場を飛行する救難ヘリ等の航空管制や指揮統制を行う機体であり、ここ浜松基地しかない機体です。
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最後に浜松救難隊の救難ヘリコプターUH‐60Jを見学しました。浜松救難隊は、航空事故の際の搭乗員の捜索、救助の他、要請があった場合に備え、災害派遣活動の為の待機を24時間体制で行っています。
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1班・2班に分かれて、AWACSの前で記念撮影を行いました。
本分科会を通じて、航空自衛隊の活動、浜松基地の役割を知ることができ、空の防衛についての理解を全国のYEGメンバーに深めて頂けたのではと思っております。重要な任務の中、本企画に多大なるご理解とご協力を頂いた浜松航空自衛隊基地職員の方に感謝申し上げます。
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お昼はうなぎ藤田浜松駅前店にて、本分科会のためのうなぎづくしスペシャルコースをご堪能していただきました。うなぎ藤田さんは、創業明治25年、浜松の地で鰻(うなぎ)にこだわる四代続く鰻専門店です。浜名湖産養殖鰻を中心に厳選した活鰻のみを使用しています。
本分科会を通じて、全国のYEGメンバーに新鮮な学びと気づきの場を提供できたと同時に、浜松の魅力を感じていただくことができたのではと思っています。
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【浜松分科会B1・B2コース】2月21日(金)8:30~14:30
担当 事業委員会
楽器の街「浜松」にしかできない、『どヤバい楽器工場見学と聴いて触って楽器体験』
をテーマに掲げ、B1コースはヤマハ㈱豊岡工場、B2コースは㈱河合楽器製作所竜洋工場を訪れ、世界的に有名な楽器メーカーの工場を見学していただきました。昼食についてはバス車内で浜松の魅力が詰まった今回だけの特製弁当をご堪能して頂き、午後にかけてはヤマハ㈱の最新広報館を見学頂く、まさに楽器の街だからこそのコースを楽しんでいただきました。最後はマイン・シュロスにて浜松の地ビールを召し上がって頂くことで、最後まで浜松の地を存分に味わっていただきました。
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楽器の街「浜松」の魅力をより伝えるべく、移動中のバス車内では、事業委員会メンバーより楽器産業の歴史を含めて浜松をしっかりガイドさせていただきました。
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ヤマハ㈱豊岡工場と㈱河合楽器製作所竜洋工場を見学しました。ヤマハ㈱様では金管・木管楽器製作の匠の技やサプライズ演奏、㈱河合楽器製作所様ではグランドピアノ製作の匠の技や通常入ることができない無響室の体験、そしてミニコンサートなどを盛り込んだ見学コースをご用意いただきました。ただ見るだけではなく、工場で生産された製品の音も楽しんでいただける工場見学となりました。
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工場見学の後は、バスの中で浜松市内で日本料理店を営む「くずし之助」様の特性弁当でおもてなし、彩りも素晴らしく浜松の地のものを存分にご堪能いただきました。
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ヤマハ㈱様の広報館「イノベーションロード」では、浜松のモノづくりの歴史から楽器製造が盛んになった過程やヤマハの歴史を知ることができ、楽器だけなく歴代の様々な製品や最先端のAV機器、プロユースのネットワーク機器なども見学することもできました。
さらには自由に楽器を弾くことができ、普段触ることのできない高価なピアノや様々な種類のギターを時間ギリギリまで触って楽しんでいただきました。
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マインシュロスでのおもてなし、ここまでの行程は企業見学という事で飲酒無しとさせていただいたので、最後はリラックスしながら浜松の地ビールを堪能していただきました。短い時間の中でしたが笑顔があふれる交流となりました。最後に鈴木基信副会長から、あらためて本分科会への参加の御礼、そして「会社の皆さんやご家族とまた浜松にお越しください!」と締めのご挨拶を頂戴しました。
今回の分科会を通して、より浜松が楽器の街、音楽の街であるということを印象強く覚えていただけたと思います。ご協力いただいた各社のご厚意によって、参加したメンバー全員にご満足していただける内容を企画することができました。
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【浜松分科会Cコース】2月21日(金)8:30~14:30
担当 実現委員会
全国各地からYEGメンバーをお招きして、市内各所を巡りながら、浜松の土地柄・風土・自然環境を生かした食文化を味覚を通して存分に堪能していただく「“日本一深い絆で創る” 浜松いいとこつまみ食いツアー」を開催しました。
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【うなぎパイファクトリー】
うなぎパイ工場を見学していただき、うなぎパイをご試食いただきました。
参加者の方々はコンシェルジュの方の説明に熱心に耳を傾けておられました。
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【浜松餃子工場】
㈱マルマツ様では、餃子工場の見学の後に浜松餃子を試食していただきました。
参加者の方々は焼きたての浜松餃子の味に満足をしておられました。
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【浜名湖遊覧船】
浜名湖遊覧船に乗船し、浜名湖の景色を鑑賞いただきながら「浜松の飲み物」の試飲をしていただきました。
船上でのお酒のおいしさからか笑顔が溢れていました。
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【浜名湖グルメパーク】
昼食として浜名湖で得られる海産物をご賞味いただきました。
うなぎ弁当、牡蠣、シラス、すっぽんスープという豪華な食事に、
参加者の皆様は舌鼓を打っておられました。
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【バスの車中】
市内を案内しながら、お菓子を中心とした浜松の名産品をお配りし、ご堪能いただきました。
終始’なごやかな雰囲気で過ごす事ができ、帰り際には深い絆が生まれていました。
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実現委員会のメンバーが一丸となっておもてなしをさせていただき、浜松を再度訪問したいと思っていただけるワクワク感を提供しながら、浜松の食文化を十二分にご堪能いただくことができました。
解散時には参加者の方々から感謝のお言葉をいただき、記憶に残る分科会を提供できたと思います。
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「多くの方々にスペシャルな浜松を堪能・楽しんで頂くこと」をテーマに2日間に渡って分科会を実施しました。PRキャラバンで全国各地18ヶ所を訪問し、登録希望者のご要望に柔軟に対応した事により、一部参加を含めると総勢181名の方に浜松までお越し頂く事ができました。
どのコースも想像以上に良かったとお褒めの言葉をもらえました。単独の委員会だけではなく、浜松YEGメンバー全委員会、全会員で約1年間作り込んだ結果です。
全体を通して、受付・お出迎え・誘導の対応が好評であり、普段の単会事業からしっかりと意識して実行している成果を分科会で発揮できました。
浜松分科会にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
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